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塾長村瀬毅の、A塾開校秘話

 挫折・コンプレックスから、夢を抱き、そしてA塾開校へ


 私は、かつて試験日当日に風邪をこじらせて中学受験を失敗しています。高校こそ進学校に合格しましたが、優等生にはなれませんでした。高校を卒業後、さしたる目的もなく就職へと進路を選択しています。「やっぱり大学に行かなければ」と本気で大学受験に取り組むきっかけとなったのは成人式でした。久しぶりにあった仲間たちがとても輝いて見えたからです。もちろん仲間たちの多くは大学生になっていました。この時私は、挫折とコンプレックスを強烈に感じました。これまでの私は、中学受験で身につけた力だけで中学・高校を渡ってきました。さしたる努力もせず「今はダメだけど本気でやればいつかできるだろう」という「やらない者」、「結果を出していない者」特有の言い訳をしていました。「中学受験の時、風邪を引かなければ。」「あの時受かってさえいれば。」と。しかし、凝り固まったコンプレックスを吹き飛ばす出会いが私を待っていました。大学進学を決意し、通い出した予備校がその舞台でした。

A塾外観写真

 当時まだ21歳だった私がその予備校でA先生と出会ったのはもちろん偶然です。しかし、初めて受けたA先生の授業は偶然を必然に変えるほど、十分すぎるほどに衝撃的でした。その豊富な知識を総動員した授業は圧巻でした。歴史の話を交えながら国語の授業を行ったり、数学に哲学的な考えを持ち込んだり、そんな授業は人生で初めてで、楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。勉強って本当に大事なものなのだという先生のメッセージが授業を通してビンビン伝わってきました。いつかは塾や予備校の講師に、という私の将来ビジョンが立ち上がりました。しかし、A先生との出会いの意味はそれだけではありませんでした。

 A先生は、日中は予備校で講師を努め、夕方以降は小中学生を対象とする学習塾の経営者であることを知った私は、さっそくその塾に出かけました。そこで私は、将来、学習塾を経営する自分の姿を青写真に焼き付けることになりました。その塾の教室を覗いた私の目に飛び込んできたのは、目を輝かせながら「ボクは弁護士になりたい。」「私はお医者さんになりたいなあ。」と自分の将来の夢を語り合い、それを実現するために一生懸命勉強している子ども達の姿でした。未来に希望を持つ小学生や中学生。私には確かに中学受験を目指した経験はありますが、将来に展望があったわけではありません。合格を目指しただけでした。「あの頃、自分もこんなふうに、こんな気持ちで勉強していたら…」挫折を重ね、膨れ上がったコンプレックスを、要領の良さでごまかしながら何となく生きてきた21歳の私は、その時、その小学生達に本気で嫉妬していました。
 さらにA先生の塾の洗礼は続きます。卒塾していったかつての教え子たちが、アルバイト講師として小学生の学習を全力でサポートしていることを知ります。循環する学習空間・連鎖するイズム。ここで学んだ者だけがここで教える資格がある、そんな環境を持つ理想的な塾。「塾講師になりたい。そして、いつか自分も塾を持ってみたい。こんな空間を子どもたちに与えてあげたい。」私が将来に夢を持てた瞬間でした。私の原点はここで刻まれました。

中学受験校舎写真

 後の人生に迷いはありませんでした。大学卒業後、愛知県の某塾に就職しました。すぐに業績があまり良くない校舎の塾長を任されました。真剣に授業をし、ご両親と面談を重ね、一年後生徒数は倍増しました。塾講師や教室運営の経験を身体にたたき込み、三年後独立しました。この可児市の地にA塾の看板を掲げたのは2000年の春でした。そのA塾には『FURTHER AWAY』という言葉を添えました。『もっと遠くへ』という意味です。私はこの塾をただの進学塾にしたくありませんでした。もっと遠くへ、今よりもっと遠くへいける力、高く飛べる力を蓄えたい、そんな一生懸命がんばりたい子どものための塾にしたかったのです。当初は生徒3名からのスタートでしたが、その後順調に増え、3年後には現在の場所に移転しました。移転の理由としては、教室が足らなくなったこともありますが、ホームページの『A塾第一次黄金期 T兄弟の思い出』にあるT兄弟が優秀な友人たちをたくさん連れて来てくれたこと、そして「この子達に最高の空間を提供したい。」と思ったことにあります。彼らは期待に応え素晴らしい実績を残し、今のA塾を作り上げてくれました。

 A塾の講師は転勤がありません。私達はずっとここにいます。小学1年生から高校3年生までですと実に12年間お付き合いになります。実際にそういう生徒もすでにいます。「がんばる子ども達のために、最高の空間を提供したい。」この思いをいつまでも忘れず、いつまでも子ども達の成長を見守って行きたいと思っています。

A塾代表 村瀬毅